黒は色彩―マティス、ルオー、ブラックによる美しき彩り―

2017年7月22日(土)~10月9日(月・祝) *会期中無休

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色彩のなかでも最も暗い黒。画家たちはそれを巧みにあやつり、世界を美しく彩ります。
「黒は色彩である Le noir est une couleur 」。その言葉は1946年にマーグ画廊の展覧会タイトルとして使われました。この展覧会にはマティスやブラックらが参加、マティスはそこにルオーを誘います。彼らの時代において、黒はもはや影や闇をあらわすものではなく、一つの色彩や光として自由に用いられるようになっていました。
本展ではそうした画家たちの黒に注目し、その絵画の魅力をご紹介します。マティスやブラック、ルオーらが織り成す美しい黒の世界をお楽しみいただければ幸いです。

冬の情景、そして春へ―モネから横山大観まで―

2016年11月30日(水)~2017年4月2日(日) *会期中無休

 

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木々は葉を落とし、雪が野山を覆う冬。モネ≪雪中の家とコルサース山≫に描かれた北欧の雪山は美しい輝きを放ち、横山大観≪雪後≫には冷たく張り詰めた静寂が広がります。
そして、冬の冷たい大地の下には、生命の芽吹く穏やかな春が少しずつ目覚めます。シスレー≪サン=クルー近くのセーヌ川、増水≫に描かれた雪解けの川には、近付いてくる春の足音が聞こえてくるようです。
雪に閉ざされた冬から暖かい春へ。本展では、モネ、シスレー、安井曽太郎、岡鹿之助、横山大観、上村松園らが描いた冬から春の情景をご紹介します。

花の絵画―モネ、ルドン、安井曽太郎らが描く季節の彩り―

2016年1月13日(水)~3月13日(日)

絵画を彩る美しい花々。その優美な姿と豊かな色彩は見るものを深く魅了します。セーヌ川近くの小村に咲く花々をリズミカルなタッチでとらえたモネ≪藁ぶき屋根の家≫をはじめ、ルドン、梅原龍三郎、安井曽太郎らが描き出した花々の彩りを楽しみます。 *2016年3月14 日(月)は展示替えのため休館

はじまりの絵画―画家の新たなものがたり―

2016年7月22日(金)~11月27日(日) *会期中無休

ゴッホは10年という短い画業のはじまりに、敬愛するミレーの版画を模写しました。そこには、生命へのまなざしというゴッホ芸術全体に通じる本質が垣間見えます。そのほか、シニャック、セザンヌ、安井曽太郎、須田国太郎らの青年時代や転換点の絵画から、その芸術の本質に迫ります。

黒は色彩―マティス、ルオー、ブラックによる美しき彩り―

 

 

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色彩のなかでも最も暗い黒。画家たちはそれを巧みにあやつり、世界を美しく彩ります。
 「黒は色彩である Le noir est une couleur 」。その言葉は1946年にマーグ画廊の展覧会タイトルとして使われました。この展覧会にはマティスやブラックらが参加、マティスはそこにルオーを誘います。彼らの時代において、黒はもはや影や闇をあらわすものではなく、一つの色彩や光として自由に用いられるようになっていました。
 本展ではそうした画家たちの黒に注目し、その絵画の魅力をご紹介します。マティスやブラック、ルオーらが織り成す美しい黒の世界をお楽しみいただければ幸いです。

*2017年7月18日(火)~7月21日(金)は展示替えのため休館

 

かたちの美―上原仏教美術館の名品とともに―

2016年3月16日(水)~7月19日(火) ※会期中無休

絵の中のかたち、彫刻のかたち、仏像のかたち。美しいかたちは、ジャンルを超えて見るものを魅了します。本展ではリニューアル休館中の上原仏教美術館の名品とともに、近代美術と仏教美術にみるかたちの美をご紹介します。

開館時間 9:00 - 17:00(最終入館は16:30まで)
会期中無休
※2016年7月20日(木)、21日(金)は展示替えのため休館あり
入館料 大人(高校生以上):800円  小中学生:400円
毎週土曜は小・中学生、高校生は無料
・団体20名以上10%引
・障がい者手帳をお持ちの方は半額
※5月18日(水)は国際博物館の日を記念して、無料入館となります

開館15周年記念 上原コレクション名品選Ⅲ

―日本画の美― 2015年10月27日(火)~2016年1月11日(月)

上村松園 《初雪》 1937年

新収蔵品を中心に日本画の華やかな美を紹介。気品あふれる女性美をあらわした上村松園《初雪》、松原に浮かぶ朝日が清澄な彩りをみせる横山大観《東海の朝》など当館初公開となる作品をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、小林古径ら上原コレクションの珠玉の日本画をご覧いただけます。

出品リスト

 

開館15周年記念 上原コレクション名品選 Ⅱ

―日本洋画の魅力― 2015年7月11日(土)~10月25日(日)

岸田劉生≪静物≫1921年
岸田劉生《静物》1921年

開館から新たに101点の日本近代洋画を収蔵した上原コレクション。安井曽太郎、須田国太郎、岡鹿之助らの名品から、コレクター上原昭二氏の自宅を飾った梅原龍三郎、中川一政、香月泰男らの愛らしい作品まで、上原コレクションの日本洋画の名品を一堂に展示します。

出品リスト

開館15周年記念 上原コレクション名品選 Ⅰ

上原近代美術館は2015年3月、開館15周年を迎えます

―名画に秘められたエピソード― 2015年3月17日(火)~6月28日(日)

アルベール・マルケ
≪冬のパリ(ポン・ヌフ)≫1947年頃

上原近代美術館は今年3月に開館15周年を迎えます。およそ300点のコレクション一つひとつは、それらがたどった物語を秘めています。本展では、新収蔵品となるマルケ≪冬のパリ(ポン・ヌフ)≫をはじめ、モネ、ルノワール、マティス、ピカソらの作品から、名画に秘められたエピソードを紹介します。

*出品リスト

*6月29(月)~7月10日(金)は施設工事及び展示替えのため休館